箱根町立仙石原小学校

　今日の2時間目に、5年生が「家族愛」をテーマに道徳の授業をするというのでのぞいてみました。5年の先生は新採用で、今日は研修日ではないにもかかわらず、自主的に指導案を書いてくれました。担任の先生はこの時期、通知表を書くなど学期末の仕事がたてこんでいるのに、すごいやる気です。
　授業は「わたしにできることを」という教材を通して、家族の中での自分の役割や自分にできることを考える展開でした。
　驚いたのは、先生の発問に対して、ほぼ全員が手を挙げて発言しようとしていたことです。また、「私は〇〇と思います。なぜなら・・」というように、理由づけもしっかりできていました。
　主人公の祖父への思いを教材を通して考えた後、最後に「自分が家族にできること」を考えていきました。「自分にもおじいちゃんがいるから、もっとふれあいたい」「お母さんが大変にならないようにしたい」「父の手伝いをしたい」「兄弟の面倒をみたい」など、たくさんの考えが出されました。
　来週の25日からは冬休みに入ります。子どもたちが家族の中での自分の役割を考えて、年末年始のお手伝いをしてくれることでしょう。