箱根町立仙石原小学校

　３月２５日（木）令和２年度修了式・離退任式を無事に行うことができました。体育館には４，５年の児童と各学年の代表者が参加し、１～３年生は教室からリモートで参加しました。代表児童の言葉も参加している児童の態度も大変すばらしかったです。
　今年度は、本当に大変な一年間でした。新学期が始まっても新型コロナウイルス感染対策のための臨時休校で子どもたちは学校に登校できませんでした。子どもたちがいない学校は本当に寂しい状態でした。臨時休校が終わって子どもたちが登校できるようになってからも、多くの制限がある中での学校生活でした。そして、遠足や学習発表会など多くの行事も中止になってしまいました。
　そうした中でも、子どもたちは感染防止対策をしながら、一日一日を、友達やまわりの人たちを大切にして、大きく成長しました。各クラスで行われている授業を見に行くと、どのクラスでも瞳を輝かせて一生懸命勉強する子どもたちの姿がありました。初めはなかなか手を挙げることができず、自信なさそうにしていた子が、日を追うごとに自信をつけ、自分の考えを友達に伝えることができるようになっていきました。子どもたちは、日々の学びの中で、そして友達とのかかわりの中で大きく成長することができました。
　保護者・地域の皆様には、子どもたちのために、例年以上に様々な面でご支援いただきました。いつも子どもたちを、そして仙石原小学校を支えていただきありがとうございました。皆様方のおかげで、厳しい中でも充実した教育活動を行うことができました。これからも、職員一同、「箱根を愛し、かしこく、やさしく、たくましい子」の育成を目指し、保護者・地域の皆様とともに、一人一人が大切にされ、明るい挨拶と笑顔があふれるあたたかい仙石原小学校を守っていきたいと思います。今後も、ご支援のほど、よろしくお願いいたします。