箱根町立仙石原小学校

　昨日、6年生が陶芸作品の野焼きを行いました。夏季授業で制作した作品を講師の仙石窯・黒川淳先生のご指導のもと焼きました。毎年雨模様の天候が続いていましたが、今年はその心配もなく、また子どもたちの火おこしもうまかったようで、順調に作業が進みました。

　陶芸の歴史は大変古く、縄文時代に土器が作られていましたが、子どもたちはその古代の焼成法を体験しながら、火の力を知り土器作りの楽しさを実感できました。また、火種を作る体験では、なかなか煙が出ず、縄文人の苦労を味わうことができました。こうした体験は卒業生の多くが覚えていて、何年も作品を大事にしていると聞きます。6年生の心にもずっと残ることでしょう。

　黒川先生、今回野焼きに使用する丸太や細かい木の枝を提供してくださった堂畑造園さん、大変ありがとうございました。